紙面のご紹介

「新かながわ」2016年9月4日(第2371)号

(HP掲載日:2016.9.1)

2371

大和市上草柳 米軍戦闘機墜落事故から52年
慰霊公園の開設求め運動

 1964年9月8日。大和市上草柳の舘野(たての)鉄工所に米軍機が墜落し、5人が死亡する大惨事が起きました。あれから52年。「事故を風化させない」と事故跡地に慰霊公園の開設を求める署名運動が広がっています。
 8月23日、7046人分の陳情署名が大和市議会に提出されました。厚木基地爆音防止期成同盟、大和市平和委員会、憲法九条やまとの会、大和の空を考える市民ネットワークなどでつくる「舘野鉄工所墜落事故慰霊実行委員会」などが、「市に慰霊公園を開設してほしい」と求めたものです。

津久井やまゆり園事件に対する障神奈連の見解

 障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)での殺傷事件について、「障害児者の生活と権利を守る神奈川県連絡協議会」が8月29日に発表した見解は次の通りです。

津久井やまゆり園事件を考える「県に相談できない空気」

 県有施設津久井やまゆり園の指定管理者である「かながわ共同会」は、県警から情報提供があった後、今年4月、防犯カメラを16台設置した。植松聖容疑者の「異常」を察知してのことだ。防犯カメラの設置は県に報告したが、設置理由の「異常」については県に報告していなかった。県側も「何故か」とは問わなかった。

座間市議選
18日告示、平和・暮らし守る市政を
 子育て応援  3候補が全力の訴え
子ども医療費無料化中3まで拡充を

 座間市議選(定数23)が9月18日(25日投票)に告示されます。日本共産党は、中沢くにお(74)、もりや浩一(36)、星野くみ子(55)の3現職候補が立候補します。 安倍政権が改憲とくらし破壊への暴走をすすめようとしているもとでの選挙戦となっています。 市議選では、▽子育て応援の議員か、国・市言いなりの議員か▽米陸軍キャンプ座間がある座間市から安倍政権ノーの声を発信するのか―が問われます。共産党が行った市民アンケートでは、くらしについて61%が「悪くなった」と回答。その原因に、「税金など公的負担増」(24%)などをあげています。

共産党県議団
茅ヶ崎保健福祉事務所と衛生研究所を視察

 日本共産党神奈川県議団と茅ヶ崎市議団、寒川町議団は、8月19日、茅ヶ崎保健福祉事務所を県から茅ヶ崎市に移管する問題で、同事務所を視察しました。その後、県立衛生研究所も視察しました。茅ヶ崎保健福祉事務所は建物が古く、雨漏りがする状態でした。衛生研究所では、毎年、前年比予算10%マイナスシーリングがかけられる一方、食中毒などの対応で仕事が増え、人員が足りていない状況が分かりました。

原水爆禁止2016世界大会科学者会議in 横須賀 ②
自衛官の世帯からアンケート回答
安保法制、気持ちを考慮してない

岸牧子氏(横須賀市民9条の会)は「平和の鍵を握る街から」として、米軍の出撃基地があり、1万5000人の自衛官が家族と暮らす街である横須賀での「戦争に行かない、誰一人行かせない、横須賀ALLs」の活動を紹介しました。

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