紙面のご紹介

「新かながわ」2016年8月28日(第2370)号

(HP掲載日:2016.8.25)

2370

海老名駅前自由通路訴訟
マネキンフラッシュモブ
「禁止命令は違憲だ 表現の自由を守れ」

 「アベ政治を許さない」などと書かれたカードを手に持った市民らが無言で動かずアピールする「マネキンフラッシュモブ」。若い世代を中心に、「かっこいい」と好評です。しかし、海老名市が海老名駅自由通路でのマネキンフラッシュモブを禁止する命令を出しました。パフォーマンスに参加した市民らは、表現の自由を守ろうと、市を相手に裁判をたたかっています。

横浜であさかさんと憲法カフェ
カフェリカが開催

 「憲法カフェリレーかながわ」(カフェリカ)が8月19日、横浜市内で開いた「あさか由香さんと憲法カフェ」。日本共産党の参院選挙区候補として活動したことを振り返った、あさかさんは「憲法を守るたたかい、8時間働けばふつうに暮らせる社会を実現するたたかいをすすめていきたい」と訴えました。

県立津久井やまゆり園
黒岩知事の夏休みの波紋

落ち度感じない知事
 県施設津久井やまゆり園問題は、国も関心を寄せ、7月27日に塩崎恭久厚生労働大臣、7月31日に菅義偉官房長官、8月3日に河野太郎国家公安委員長、8月12日に松本純新国家公安委員長が同園を弔問、いずれも副知事が対応している。
 国は厚生労働省が「検証・検討チーム」をつくり①福祉施設の防犯対策②精神障がい者の措置入院問題③警察等との関係機関との情報共有のあり方④退院後のフォローをテーマに検証する。神奈川県から保健福祉局長が構成員となり、8月10日出席した。
 8月15日に黒岩祐治知事が本部長の「津久井やまゆり園事件再発防止対策・再生本部第3回会議」を開き、わざわざ「再生」を付け加えた。その理由は、8月18日の厚生常任委員会で県側の説明によると、「『(津久井やまゆり園が)なくなってしまうんではないか』『(事件現場の)クリーニングだけで終わってしまうんではないか』と関係者の大きな不安もあると聞いている。それをとりのぞく」としている。
 クリーニングは8月11日から13日にかけて終わったが、それまでは入所者や職員は、凄惨な現場を通らないと一時避難している体育館に行けなかったという。

原水爆禁止2016年世界大会・科学者集会in横須賀に97人が参加

 8月1日、横須賀のウエルシティ市民プラザ5階の横須賀市生涯学習センター大学習室にて、原水爆禁止2016年世界大会・科学者集会in横須賀が「核兵器廃絶のために市民・科学者は何をなすべきか」をテーマに開催され、97名が参加しました。

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