紙面のご紹介

「新かながわ」2017年4月30日・5月7日(第2401)号

(HP掲載日:2017.4.28)

2401

神奈川の負けない人達
「やったぜ」ヤマト運輸に
未払い残業代190億円支払わせる

 「ヤマト運輸で働いていますが、ひどい扱いです。サービス残業をやらされ労働環境も最悪です」――セールスドライバー(SD)のAさん(30代)が、助けを求めて日本共産党の事務所(横浜市神奈川区)に駆け込んだのは2016年6月でした。Aさんは「共産党は労働問題に力を入れていると聞いていましたから行ってみました。そこで神奈川労連を紹介していただきました」。この一歩がたたかいの始まりでした。9カ月後、未払残業代の支払い、勤務管理の見直し、荷物取り扱い量の制限へと発展しました。

中学校給食
楽しく食べる生徒たち
川崎市で始まる

 川崎市は4校の市立中学校で、完全給食を先行実施し、「おいしい」と生徒からも評判です。日本共産党市議団の市古映美団長、石川建二、井口真美、大庭裕子、勝又光江の各市議は4月14日、自校調理方式の宮前区・犬蔵中学校を視察。教室には、できたての給食を楽しく食べる生徒の姿がありました。

ここが変だよ
県議会2
常任委員会・特別委員会・県政調査の旅費の支出
「宿泊費の領収書とったことない」
一般社会では使途不明は収入扱い課税対象に

 神奈川県議会の常任委員会などが観光旅行まがいの視察を行っているのではないか、という疑惑とともに、支出の明細がわからないことも問題です。常任委員会や特別委員会の視察、各会派が行う県政調査の費用を支出する前受金システムの問題を取り上げます。

旬人彩人51
神奈川フィル争議を支えた
バイオリニスト 鈴木 葉子

 バイオリニストの鈴木葉子さんは、「神奈川フィルを良くする会」の結成時から「サンクス・コンサート」など多くの音楽イベントに参加し、演奏で神奈川フィル争議を支えた一人です。世界的バイオリニストで日本メキシコ友好や様々な社会活動でも知られる黒沼ユリ子の薫陶を受け、帰国後はソリスト、室内楽奏者としてユニークな活動を展開、卓越した演奏力と海外生活で培った精神力に加えて明るくおおらかな個性で聴く人を魅了する注目のバイオリニストです。

イージス艦「アンティータム」座礁から3カ月

 米海軍横須賀基地に配備されているイージス巡洋艦「アンティータム」が横須賀基地沖の浅瀬に座礁し、油が流出した事故で、海上保安庁をはじめ日本側が事故現場を2カ月以上たっても特定できていないことが、3月29日に行った日本共産党神奈川県委員会による海上保安庁への聞き取りでわかりました。

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