紙面のご紹介

「新かながわ」2020年9月20日(第2557)号

(HP掲載日:2020.9.18)

「IRカジノ誘致を断念せよ」横浜市会一般質問で宇佐美議員が市長に迫る

 9月8日の横浜市会本会議で、各会派の一般質問が行われました。日本共産党からは宇佐美さやか議員が登壇。カジノを含む統合型リゾート(IR)、新劇場建設、選択制デリバリー型の中学校給食の問題などについて、林文子市長の見解をただしました。

「コロナ対策の抜本的拡充を」川崎市議会代表質問でかつまた議員が追及

 9月10、11日に各会派の代表質問を行った川崎市議会。日本共産党の、かつまたみつえ副団長は、福田紀彦市長が「財政が厳しい」と言っている問題を厳しく追及、これに道理がないことを浮き彫りにし、新型コロナ対策を抜本的に拡充することなどを求めました。

防衛大いじめ国賠訴訟で国の責任を認めさせよう、「支援する会」結成

 自衛隊幹部の養成機関である防衛大学校(横須賀市)で、「指導」と称して上級生などからいじめを受け、適応障害などを発症した元学生の男性が、国と元上級生を相手に裁判でたたかっています。

「基地関係県市協会退会に横須賀市長に抗議文」平和・民主団体が撤回求める

 9月7日、横須賀の18の市民団体は上地克明市長に抗議文「『神奈川県基地関係県市連絡協議会(県市協)』退会に抗議し、撤回を求めます」を提出しました。短期間に18団体がまとまったのは、退会への不安と怒りの大きさの表われです。

大井町議選、大石氏が3位で当選

 大井町議選(定数14、立候補16人)が9月13日投開票され、日本共産党の大石まい氏(35)=新=が初当選し、現有議席を守りました。

神奈川生存権裁判(3)いのちのとりで「提訴5周年に寄せて」

神奈川県生活と健康を守る会連合会会長市木さん
 13年からの3度にわたる生活保護基準切り下げの理由の一つについて厚労省は所得下位10%層との比較した結果だと説明しています。国民を上から下まで所得の順に10に分けて、一番下の10%層(所得階層第一・十分位層といいます)の消費実態と生活扶助基準の消費実態とを比較したところ、年齢・世帯人員・地域別に「ゆがみ」があり、これを是正したとの言い分です。

「人権としての社会保障を」かながわ社会保障学校開催

 9月5日、横浜市内で県社保協主催のかながわ社会保障学校が開催され、会場とオンライン視聴の組み合わせで100人を超える人が参加しました。「津久井やまゆり園殺傷事件から考える『人権としての社会保障』」と題して、鈴木靜さん(愛媛大学法文学部教授)に、愛媛からリモートでの講演をしていただきました。講演後、年金、生活保護、後期高齢者医療の取り組みを報告し、終了しました。

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