紙面のご紹介

「新かながわ」2022年10月9日(第2650)号

(HP掲載日:2022.10.7)

米軍厚木基地 有害な有機フッ素化合物含む泡消火剤 基地格納庫から蓼川に流出 平和団体・共産党 放置許されぬと抗議

 米海軍厚木基地(大和市、綾瀬市)で、人体に有害なPFOSなど有機フッ素化合物が含まれた泡消火剤が放出された事件が発生しました。これを受け、平和団体や日本共産党は9月30日、同基地に出向き、事件に抗議し、再発防止を求める申し入れ書を提出しました。

米軍横須賀基地からも検出 国の暫定指針の172倍も

 米海軍横須賀基地(横須賀市)の排水処理施設で、有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)とPFOA(ピーホア)が検出された問題をめぐって、米側の調査の結果、PFOSとPFOAの合算値が国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)の172倍であったことが9月30日、分かりました。

「地方選で政治を変えよう」このまちフェスタ 360人の熱気 川崎市高津区

 来年の県議選挙(定数3)で現職の石田和子議員から、のずえ明美候補にバトンタッチし、市議選挙(定数9)では、むねた裕之、小堀しょうこ両市議で現有2議席の確保をめざす川崎市高津区で9月25日、「このまちフェスタ2022」が開かれました。360人が参加し、熱気につつまれました。

「気候危機ストップ」小山田さんが講演

 小田原かなごてファーム代表の小山田大和さんが「気候危機にストップを!」のテーマで特別講演。統一協会と自民党の癒着問題では、「どうも保守がおかしいなと思っていたが、今回こういうことがあって、ズブズブの関係になったら保守じゃなくなる」と厳しく指摘。農業と再生可能エネルギーを結びつけた小田原かなごてファームの活動を紹介しながら、「気候危機とジェンダー平等を主軸にとらえてやってもらいたい」と日本共産党に期待し、エールを送りました。

「75歳以上の医療費2倍化中止を」横浜・伊勢佐木町商店街怒りの宣伝とトークライブ

 75歳以上の医療費窓口負担2倍化の10月実施を前に、「75歳以上の医療費2割化反対実行委員会」は9月29日、横浜市中区の伊勢佐木町商店街で、2倍化中止を求める怒りの宣伝行動に取り組みました。

「自由と権利を守るため不断の努力を」前法政大学総長 田中優子さんが講演 根岸線沿線九条の会連絡会

 根岸線沿線にある5つの九条の会で構成する連絡会は9月30日、横浜市磯子区の杉田劇場で、前法政大学総長の田中優子さんを招いて講演会を開催し、会場あふれる300人が参加しました。

米軍機墜落事件から45年 二度と繰り返さない「平和の母子像」前で決意(横須賀市)

 45年前の1977年9月27日、横浜市緑区(現・青葉区に米軍機が墜落・炎上し母子3人が犠牲になりました。事件と同じ27日、横須賀市にある「平和の母子像」前で集会(実行委員会主催)が開かれ、悲惨な事件を許さないとの決意をあらたにしました。

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