紙面のご紹介

「新かながわ」2021年9月19日(第2602)号

(HP掲載日:2021.9.17)

「市民に誠実で信頼される市政へ」横浜市会、山中市長が所信表明

 9月10日の第3回横浜市会で、市民と野党の共同で市長になった山中竹春市長は就任後初めての所信表明をし、IR誘致撤回を力強く宣言しました。山中市長は「現場の声を聞き、分析したうえで、根拠に基づいた政策決定を行う。この積み重ねにより市民に誠実で信頼される市政を実現していきます」と述べました。

「全員喫食の中学校給食、実施スケジュールを検討」横浜市会、立憲議員に山中市長答弁

 横浜市の山中竹春市長は10日の市会議案関連質問で、全員喫食の中学校給食をめぐり、「実現に向けて、まずは課題の整理、実施スケジュールなどを検討していきます」と述べました。立憲・国民フォーラムの藤居芳明議員への答弁です。

横浜市会定例会「コロナ対策強化へ」白井副団長が議案関連質問

 9月10日の横浜市会議案関連質問で、日本共産党の白井まさ子副団長は、当選後初めて所信表明をした山中竹春市長にコロナ対策の考えを問いました。白井氏は冒頭、市長のカジノIR誘致撤回宣言について、「市民の熱い期待に応えた迅速な態度表明に、市民とともに心より敬意を表すものです」と表明。コロナ対策強化、三つのゼロの実現へ建設的な政策論議に努める決意を述べました。

「市民と野党の共闘の発展を」神奈川革新懇、総選挙勝利へ決起集会で決意

 神奈川革新懇は9月11日、藤沢市で「市民と野党の共闘の発展をめざす総選挙決起集会~夏の交流会」を開き、オンラインを含め全県の30革新懇・賛同団体から58人が参加しました。

箱根町議選2氏当選、共産党1増で提案権獲得

 箱根町議選(定数14、立候補15人)が9月12日投開票され、日本共産党の山田和江氏(69)=現=が2位で当選し、鈴木みき氏(57)=新=も6位で当選を果たしました。これによって現有1議席から1増となり、議案提案権を獲得しました。

「平和憲法を守ろう」9月9日9時9分 子や孫を戦場に送らない 第12回「平和の鐘つき」
(川崎市多摩区)

 川崎市多摩区の「たま九条の会」は9月9日9時9分、長念寺で世界の平和を願う第12回「平和の鐘つき」を行いました。生田、すげ、のぼりとの各9条の会が共催しました。雨の中、50人が参加、長念寺の鐘をつき、「平和憲法を守ろう」「子どもや孫を戦場に送らないぞ!」などと叫びました。

「国会開いてコロナ対策の拡充を」横浜市でランチタイムデモ

 憲法に基づいて国会を開きコロナ対策を拡充せよと、神奈川県憲法共同センターと神奈川労連は9月10日、横浜市内で、ランチタイムデモを行い、約50人が参加しました。行進前の集会で、共同センター代表の森卓爾弁護士は、横浜市長選で、市民と野党の共同候補が菅首相支援の候補を破ったことが菅首相を追い詰めたと強調。立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組の野党4党と市民連合が、総選挙で自公政権を倒し、命を守る新しい政権の実現をめざす野党共通政策に合意したことにふれ、「共通政策の要求を掲げ、総選挙を勝利しよう」と訴えました。

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