紙面のご紹介

「新かながわ」2021年1月10日(第2571)号

(HP掲載日:2021.1.9)

カジノ是非問う住民投票条例の制定、横浜市民の会 署名添え市に請求

 横浜市が進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致をめぐって、「カジノの是非を決める横浜市民の会」は12月23日、カジノの是非を問う住民投票条例の制定を、19万3193人分の署名を添えて請求しました。

「横浜市長選、幅広い共同で今度こそ勝利を」つくる会がシンポジウム開く

 横浜市で12月19日、市民の市長をつくる会がシンポジウム「横浜市長選挙の情勢と候補者選考について」を開き、105人が集まりました。市長選は、8月に行われます。同会筆頭代表の後藤仁敏氏が「今度の市長選こそ勝利し、カジノ反対、本物の中学校給食実現の市長を実現しよう」とあいさつしました。

「保育士配置基準の改善を」認可保育園緊急アンケート

 横浜市内の保育関係者で構成する「横浜保育問題協議会」は、12月18日に記者会見を行い、市内の民間認可保育園への緊急アンケート結果を公表しました。
 アンケートは、市内の694施設に配布して依頼。204施設から回答がありました。新型コロナの感染防止のために、子どもたちの受け入れや、施設・おもちゃの消毒などで業務が増大している実態が明らかになりました。また、手厚いケアの実現のために、現行の保育士配置基準を改善してほしいという結果も示されました。

「産技総研の株式取得、目的と矛盾 ふさわしくない」 県議会 君嶋議員が反対討論

 神奈川県議会は12月17日の本会議で、新型コロナ対策を中心にした一般会計補正予算など31議案を可決。日本共産党は、地方独立行政法人県立産業技術総合研究所が株式などを取得・保有できるようにする議案1件に反対しました。

神奈川の米軍基地は「一大出撃基地」県平和委員会がシンポ

 神奈川県平和委員会の「安保・基地問題シンポジウム」が12月12日、海老名市の海老名市文化会館で開かれました。県平和委員会の菊谷節夫理事長は、神奈川の米軍基地の5つの特徴は▽一大出撃基地、日米空母2隻態勢▽情報収集活動の拠点▽戦争司令部として日米一体化の拠点▽多領域横断作戦(宇宙軍)の根拠地▽兵站(へいたん)・整備の拠点」と述べ、「菅政権の下で敵基地攻撃能力の保有が声高にいわれる中で、基地機能の強化が図られている」と指摘しました。

「ジェンダー平等へ」革新懇・新婦人が学習会

 横浜市保土ヶ谷区で12月11日、保土ヶ谷区革新懇と新日本婦人の会保土ヶ谷支部は、「ジェンダー平等学習会」を開催しました。講師は「明日の自由を守る若手弁護士の会」や「憲法カフェ」で活躍の太田啓子弁護士。著書の『これからの男の子たちへ』の内容をパワーポイントで視覚的に示しながら講演しました。

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