紙面のご紹介

「新かながわ」2018年1月28日(第2436)号

(HP掲載日:2018.1.26)

2436

市立北綱島特別支援学校閉校計画
分校ではなくそのまま残して
横浜市教委が分教室案は撤回

 横浜市立北綱島特別支援学校(港北区)の閉校計画をめぐって、市教育委員会は1月中旬、同校を上菅田特別支援学校(保土ヶ谷区)の分教室とする案を撤回し、分校にする案で進めることを明らかにしました。分教室案の撤回は、閉校撤回を求める児童・生徒の保護者らの運動の成果です。しかし、閉校計画自体は取り下げておらず、保護者らは「分校ではなく現状のまま残してほしい」と声をあげています。

学費補助不支給は差別
朝鮮学校保護者が救済申し立て

 朝鮮学校の歴史教科書に拉致問題の記述がないことを理由に朝鮮学校に通う児童・生徒に対する学費補助を打ち切った神奈川県。これに対し、保護者118人が1月17日、憲法が禁止する不合理な差別的取り扱いに当たるとして、県弁護士会に人権救済を申し立てました。黒岩祐治知事は、拉致問題の明確な記載のある教科書改訂が行われていないことを理由に、16年度から学費補助を支給していません。申し立てでは学費補助の支給を求めています。

トランプ政権とアメリカ経済③
萩原伸次郎
(横浜国立大学名誉教授)

トランプ政権の基本的経済政策はなにか
 トランプ政権の基本的な経済政策は、どこにあるのでしょうか。一言でそれを表現すれば、「富裕層優遇の経済政策」の実施であり、野党共和党の嫌がらせにもかかわらず果敢に実施を試みてきたオバマ政権8年の「中間層重視の経済政策」が危機に瀕する危険性が懸念されます。

ひろげよう!3000万署名
80万署名目標達成へ
日本共産党県委員会が学習交流

 日本共産党神奈川県委員会は1月20日、横浜市内で、「安倍9条改憲NO!3000万署名」推進のための学習交流会を開きました。共産党3000万人署名推進チーム責任者の山下芳生副委員長・参院議員が報告しました。

ホントはどうなの?
ニュースに出てこない「福島原発の事実」
お笑い芸人「おしどりマコ&ケン」がトークライブ

 1月13日、横浜市栄区のあーすぷらざ映像ホールで、お笑い芸人「おしどりマコ&ケン」によるトークライブ「ホントはどうなの?『福島原発の事実』」が開催され、会場いっぱいの125人が集まりました。

ニセ「改革」を許さない
『働き方改革』で共産党県後援会と党県委員会が学習会

 1月17日夜、日本共産党県労働者後援会と同県委員会共催で「『働き方改革』学習会を開き、85人が参加しました。冒頭、福田裕行・労働者後援会代表委員(神奈川労連議長)が「18春闘を大幅賃上げとともに、安倍政権による憲法改悪、『働かせ方改革』阻止を正面に掲げたたかいぬこう」と開会あいさつ。党中央委員会国民運動委員会の筒井晴彦氏が1時間半にわたり詳細な資料をもとに講演しました。

紙面のご紹介の一覧へ