紙面のご紹介

「新かながわ」2017年11月19日(第2428)号

(HP掲載日:2017.11.17)

2428

「改憲発議許すな」9条かながわの会大集会に600人

 「アベ9条改憲発議を許すな!」として横浜市内で開かれた「9条かながわ大集会」(九条かながわの会主催、11月11日)。約600人が集まりました。デュオミニコンサートでは、ヴァイオリンの赤池美礼さんとピアノの佐藤佑美さんが、エルガーの「愛の挨拶」、マスネの「タイスの瞑想曲」、モンティの「チャールダッシュ」、ルイ・アームストロングの「素晴らしき世界」を演奏し、やわらかな音色を響かせました。

市民+野党
共闘選挙をたたかって
田母神悟 日本共産党県委員長

 今回の総選挙で、日本共産党は市民と野党の共闘を前進させることと、党の躍進をつくることを一体で追求する方針で臨みました。神奈川の野党共闘は、総じて奏功したと思います。私たちは、神奈川1区、4区、6区、7区、12区で立憲民主党を支援し、15区で社民党を支援しました。選挙区での候補者擁立によって政党カーの台数や政見放送の数が決まります。立候補を取り下げれば、当然、共産党が有権者に見えにくくなります。今回は、安倍自公政権を少数に追い込むという大義と、共闘を求める市民の声、選挙区の選挙情勢、これらを総合的に判断して候補者を降ろし一本化する選挙区を決めました。結果的には、私たちが支援した立憲民主党の5人全員が当選(3人が選挙区、2人が比例)し、社民党候補も希望の党候補の票数を上回る健闘をしました。

立憲民主党
篠原議員があいさつ
党県委員会総会

 立憲民主党の篠原豪衆院議員が日本共産党県委員会総会にあいさつに訪れました(11月8日)。篠原氏は、「安倍一強政治を何としても倒していかないといけないとの目標の下、一緒にやらせていただき、比例ですが、国会で仕事をさせていただくことになりました」と報告。「みなさんにがんばれと応援していただきました。その力がなければ、こういうことはできなかったと思っています。本当に感謝を申し上げます。ありがとうございました」とあいさつしました。

安保違憲訴訟 第4回口頭弁論
2児のママ、鷹巣さんが訴え

 神奈川県内在住・在勤の市民、戦争体験者、教育関係者などが「安保法制は違憲だ」として、集団的自衛権に基づく自衛隊派遣などの中止と国家賠償を国に求めた集団訴訟。11月9日、横浜地裁で行われた第4回口頭弁論では、2児の母親で原告の鷹巣直美さんが陳述しました。

「過労死や健康破壊ない社会へ」横浜でシンポ開く

 「過労死防止法」が2014年6月に成立してから3年目を迎えました。厚生労働省は、毎年11月を「過労死等防止啓発月間」に設定。過重労働による過労死や健康破壊を根絶するための啓蒙活動として、過労死等防止対策推進シンポジウムの開催を呼びかけています。11月2日には、横浜市内で「過労死等防止対策推進シンポジウム」が行われ、200人が参加しました。

神奈川憲法会議
吉良よし子参院議員が講演

 神奈川憲法会議は11月20日夜、横浜市開港記念会館講堂で、秋の講演会を開催し、94人が集まりました。主催者を代表して森卓爾弁護士が開会あいさつ。連帯して日本共産党の畑野君枝衆院議員が「改憲発議を許さないたたかいを野党と市民の共同で進めたい」と訴えました。

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