紙面のご紹介

「新かながわ」2017年3月12日(第2395)号

(HP掲載日:2017.3.10)

2395

最賃1500円にあげろ
憲法・人権守れ
かながわ県民集会に1000人

 「最低賃金1500円にあげろ」「働きすぎはごめんだぜ」「憲法守れ、人権守れ」―。ラップ調のリズムに合わせて若者の力強いコールが響き渡りました。3月5日、神奈川労連などでつくる実行委員会は横浜市中区の横浜公園で、賃金引き上げ、社会保障の改善、貧困なくせを掲げる「かながわ県民集会」を開き、約1000人が参加。集会後、参加者は、思い思いのプラカードを掲げて市内をデモ行進しました。

川崎市議会
市職員労働環境改善すぐに
東芝リストラ対応を
共産党・市古団長が代表質問

 2月27、28日の川崎市議会本会議で、各党代表質問が行われました。28日は、日本共産党から市古映美市議団長が質問。新年度予算案では過去最高の市税収入があり、政令市屈指の豊かな財政を市民要求実現のために使うよう福田紀彦市長に迫りました。市古氏が繰り返し問いただしたのは、市職員の労働環境の改善と東芝によるリストラへの対応です。この重大問題を取り上げたのは、質問した4党代表のなかで市古氏だけでした。

鎌倉市議会選挙の争点
村岡新駅・深沢地区開発を考える
新駅よりも福祉や暮らしに
共産党鎌倉市議団アンケート
8割がノーと回答

 旧国鉄湘南貨物駅跡地(藤沢市村岡東、3.6ha)への村岡新駅の建設計画は、神奈川県と藤沢市、鎌倉市の3自治体が推進しています。建設予定地が武田薬品工業株式会社湘南研究所正門前のため「武田のための新駅」と市民にいわれましたが、同研究所の人員が縮小、新駅建設の根拠が薄れた格好です。もし、新駅が建設されれば、駅舎建設と周辺開発で莫大な予算が投じられるだけに、関係自治体で大きな問題となっています。

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