紙面のご紹介

「新かながわ」2016年12月11日(第2384)号

(HP掲載日:2016.12.9)

2384

衆院神奈川11区
安保法廃止、立憲主義回復を
横須賀・三浦市民連合を設立
野党統一候補の擁立・勝利めざす

 衆院神奈川11区(横須賀市、三浦市)で、野党統一候補を擁立し、勝利をめざす活動が始まりました。12月3日、安保法制(戦争法)に反対してきた市民団体の有志が、「安保法廃止と立憲主義の回復を求める横須賀・三浦市民連合」を設立しました。今後は、民進党、共産党、社民党、自由党、新社会党、ネットの各県組織と懇談し、候補者を擁立することや市民と野党で共闘するよう働きかけます。

「菅官房長官に厳しい審判を」衆院神奈川2区
市民主導の野党共闘とは
青年トーク集会に60人

 市民主導の野党共闘とは―。こんなテーマの青年トーク集会が12月4日、菅義偉官房長官の選挙区、横浜市港南区で行われました。日本共産党横浜中央地区委員会青年支部が主催したもので、約60人が参加しました。

甘利衆院議員は辞職を
衆院13区の市民が自民党本部に要請

 大和、海老名、座間、綾瀬の4市(衆院神奈川13区)の市民でつくる「戦争法廃止4市共同市民の会」は12月2日、東京都千代田区の自民党本部に、元経済再生担当相の甘利明衆院議員の辞職を求める要請書を5327人分の署名とともに提出しました。また、衆議院第2議員会館にある甘利氏の議員控室にも、署名の写しを提出しました。

体験報告
小柴公園建設計画説明会 土壌汚染
盛り土30センチ、大丈夫?

 小柴貯油施設跡地(横浜市金沢区)公園整備計画環境影響評価の説明会が11月26日と11月29日の2回行われました。私は26日、金沢区役所総合庁舎で行われた説明会に参加しました。約30人の市民が参加。横浜市側は環境創造局公園緑地課、建築局、施行業者の3者7人が出席しました。
 小柴貯油施設は第2次大戦中まで日本海軍燃料貯油施設、戦後は米軍に接収され米海軍貯油施設として利用され2005年に返還されました。同貯油施設に対して、住民は長年、返還を求めてきました。日本共産党は基地の早期返還運動を求める運動に参加し、返還が決まると市民の声、要望に沿った利用計画の実現に努力してきました。

県後援会が沖縄と連帯
高江・辺野古支援ツアー

 日本共産党神奈川県後援会は11月6日から8日まで、沖縄と連帯する高江、辺野古のたたかい支援ツアーを行い、全県から44人が参加しました。参加者が集めてきた運動支援募金105万9000円余と、署名1300人分を新基地建設反対名護共同センターに届けました。共同センターでは、スライドを使った沖縄の基地反対のたたかいの学習がありました。

政務活動費
「使途制限強化し透明性アップを」
横浜市議団が申し入れ

 日本共産党横浜市議団(大貫憲夫団長、9人)は11月24日、市議会の梶村充議長に、政務活動費の使途の制限強化と透明性アップに関しての申し入れをしました。梶村議長は、申し入れ内容について、議会運営委員会と団長会議で議論したいと述べました。党の申し入れ書は、政務活動費の不正支出問題で、富山市議会と富山県議会では議員が辞職し、補欠選挙実施という異常事態が生じ、「政治とカネ」の問題に国民・市民の厳しい目が注がれていると指摘。党市議団が、ホームページで政務活動費の出納簿を自主的に公開していることにふれ、現行の運用規定である「政務活動費の手引き」の改善を提案し、議長主導で一刻も早く議論を開始するよう求めています。

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