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かながわ点描「キングの塔と日本大通(横浜市中区日本大通)」

(HP掲載日:2016.12.2)

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 横浜公園にある横浜スタジアムから、象の鼻パークまでが「日本大通」。右の塔が神奈川県庁。「キングの塔」と称される。この通りに沿って、横浜地裁、日銀横浜支店などがある。県下随一の官庁街だ。JR根岸線よりこちら側(海側)は一八五九(安政六)年の横浜港開港の際に外国人居留地となった。

その後の区画整理に際し、イギリス人建築家リチャード・ブラントンが設計して日本初の西洋式街路として完成。一八七五年(明治八年)に「日本大通」と名付けられたという。車道は片側一車線だが道幅は三六メートルもある。歩道が広い。

通りのイチョウ並木は春の新緑、秋の黄葉ともに美しく、スケッチブックを拡げている人たちがみられる。

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