紙面のご紹介

「新かながわ」2016年8月21日(第2369)号

(HP掲載日:2016.8.18)

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「市民と手をつなぎ進む」参院選を振り返って
あさか由香さんに聞く

 参院選の神奈川選挙区候補として奮闘した日本共産党のあさか由香さんに、選挙をたたかって思うことを聞きました。

〝第一歩踏み出せた〟同世代の仲間と一緒に
 参院選で私と共産党に支持を寄せていただいたみなさんや、一緒にたたかった市民、党員、後援会員、支持者のみなさんに心からお礼を申し上げたいです。
 2人の子どもを抱えての選挙戦は、とても大変でした。演説や討論会の準備などで眠る時間はほとんどない状況でした。野党共闘のなかでどのように人間的な信頼を勝ち取っていけばいいのか、と悩むこともありました。それでも全力でたたかいぬくことができたのは、幅広い市民のサポートがあったからです。党員も党外の人も、同世代の仲間として一緒にたたかうことができ、うれしく思っています。

津久井やまゆり園殺傷事件
黒岩知事は登庁せず、長期夏休みをとる

当事者意識の欠如に怒り
 津久井やまゆり園での殺傷事件を受けて、8月8日、県議会厚生常任委員会が開かれ、7月26日未明の事件発生から4日後の7月30日から8月8日まで、黒岩祐治知事が県庁に登庁していないことが分かった。どこへ行っていたか、休みだったのか佐久間信哉保健福祉局長はじめ県側は明言は避けた。しかし、知事は長期夏休みに入っていた。

北鎌倉隧道尾根に「文化財的価値」
鎌倉市
史跡の保全と共産党のたたかい③

会議録改ざんを認めさせる
 鎌倉市が北鎌倉隧道(素掘りトンネル)の開削方針を見直すうえで、日本共産党が果たした役割は大きいものがありました。とりわけ、日本共産党の赤松正博市議が「北鎌倉駅脇の隧道の安全対策と北鎌倉の原風景の両立を図れ」と議会内外で発言し、市民や学者・研究者との共同の取り組みに発展させるうえで大きな役割を果たしました。

「第11回平和の鐘たたき」  被爆71年、原爆の日に
小田原のお寺で

 8月6日の広島「原爆の日」8時15分、小田原・本立寺の鐘が「核兵器のない世界」を訴えて鳴り響きました。この行事は、寺の住職が一人で鐘をたたき続けていたことを知り、梅の里九条の会が「檀家の人も含め、みんなでたたこう」ということで始まり、今年で11回目になりました。兵器としての原爆が、史上初めて投下された時刻に合わせ、焼香を済ませ、本堂軒下の「平和の鐘」をたたいて「被爆者の冥福」と「不戦」を誓いました。今回の特徴は参加者の多さです。新聞記者生活を退職した御夫婦や息子が大学生になった檀家の親子、地元の梅の里九条の会メンバーなど常連さんに加えて、初めての方が多く参加しました。

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