紙面のご紹介

「新かながわ」2016年7月24日(第2367)号

(HP掲載日:2016.7.20)

2367

都知事選
自公推せん増田氏の素顔
神奈川臨調の座長だった

 自民・公明両党の推せんで東京都知事候補となった増田寛也氏。忘れられない名前です。2012年、神奈川県の黒岩祐治知事が立ち上げた外部調査会「県緊急財政対策本部調査会」(通称・神奈川臨調)。その座長に抜擢されたのが株式会社野村総研顧問だった増田氏でした。実務経験を買われて都知事候補になったとされる増田氏の「実務経験」とは-。

文化庁「専門家による検討必要」
 北鎌倉隧道尾根に「文化財的価値」
鎌倉市
史跡の保全と共産党のたたかい①

 JR北鎌倉駅脇(鎌倉市山ノ内)の素掘りトンネル(北鎌倉ずい道)をめぐり、鎌倉市文化財専門委員会(河野真知郎会長=元鶴見大学教授)は7月8日、トンネルのある尾根に「文化財的価値がある」と結論づけました。
 同専門委員会は鎌倉市が文化庁から「外部の専門家による委員会を設置し文化財的価値を検討すべき」と指摘を受けて開催。外部有識者として五味文彦・東大名誉教授(日本中世史)と藤原良章・青山学院大学教授(同)を招いて開催しました。
 五味氏は「ずい道は生活に溶け込んだ文化的景観。できるだけ残す努力が必要」とし、藤原氏も「尾根は(円覚寺境内として)国の史跡に追加指定される価値があり、ぜひとも残すべき」としました。
 委員も「素掘りトンネルは鎌倉らしい景観のひとつ」「安全との兼ね合いがあるが、残せるものは残すべきだ」などと保存を求める意見で一致しました。

センター所長
福光洋一さんの遺稿集
同センターが発刊

 横須賀市で相談活動に取り組み、2014年に亡くなった福光洋一さん(当時84歳)の遺稿集『出逢い・ふれあい・扶けあい 病める社会 相談現場から』(B5判1701ページ、定価・税別1500円)が、くらしの相談センターから発刊されました。
 福光さんは1991年、JR衣笠駅前で同センターを開設。所長として、多重債務、生活保護などの相談に無料で応じました。テレビやマスコミでも活動が紹介され、23年間の相談件数は、1万件を超えました。

「店舗リニューアル助成で地域経済活性化と中小業者への支援を」守谷浩一座間市議

地域経済活性化につながり、中小業者への支援にもなる「商店版リフォーム助成制度」について、座間市が来年4月からの実施をめざして検討していることが分かりました。同制度の実施を市に求めてきた日本共産党の守谷浩一市議の手記を紹介します。

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