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名木を訪ねて「ハナカイドウ(鎌倉・光則寺)」

(HP掲載日:2016.5.6)

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「睡れる花」

 「睡れる花」ともいわれるハナカイドウが咲く鎌倉の光則寺を訪ねました。
 江ノ電の長谷駅で降りて大仏方面に向かって歩くと左に長谷寺が見えてきました。さらに進むとすぐ左手に光則寺の石碑が目に入りました。案内にそって200メートルぐらい行くと光則寺につきました。時計を見ると駅から10分もかかりませんでした。

門を入るとハナカイドウが見えました。名木にしては木が小さいと思いながら近よるとまだ若木です。名木に指定されている木を探しながら奥へ進むと、目当てのハナカイドウがありました。しだれ桜を思わせるような枝ぶりです。1963年に鎌倉市の天然記念物に指定されたハナカイドウの樹齢は約200年といわれ、84年には「かながわの名木100選」にも選定されています。

樹高は7メートルくらいでしょうか、根回りは約1・2メートルあるそうですが、幹は思ったよりも細めです。幹が倒れないように何本もの添え木がしてあります。 くねくねと曲がった枝が絡まったように何本も伸びています。

木肌は薄茶色で、乳白色の模様がまだらに入っています。 ピンク色の花が枝一面に垂れ下がって咲いています。花は満開を過ぎており、少しの風でも花ビラがひらひらと舞います。

花の大きさは5センチで、花びらは10枚くらいありそうです。落ちた花びらを測ると長さが1・5センチ、幅が1センチちょっと。花びらは先端に向かって色が濃くなっています。

 根元に目を移すと、落ちた花びらで敷き詰められています。ピンク色に染まった一面は、地上の花とは違った美しさを見せています。緑色の葉は互生し、先がとがった楕円形で、大きさはさまざまです。大きいものは長さが7センチあり、小さい葉は3センチもありません。

 古くから観賞用に栽培されてきたカイドウは、品種が多く八重咲のヤエカイドウ、大輪のオオヤエカイドウ、小枝が下垂するシダレカイドウ、葉に白い斑が入るフイリカイドウ、果実をつけるミカイドウ(ナガサキリンゴ)などがあるそうです。