「磯子海釣り施設」のすぐ向かいに、灰色の航空母艦が見える。昨年八月に進水し、現在艤装(機械・電気設備や内装の工事)中のヘリコプター空母「いずも」だ。全長二四八㍍、満載排水量二万六千トン。海上自衛隊最大の自衛艦だ。
ヘリコプター発着スポットを五つ持ち、対潜水艦ヘリを武器とする。
でも、ちょっと変ではないか? 潜水艦から日本を守るヘリなら、陸上基地から飛ばせば十分。何故、空母で日本から離れた所で対潜ヘリを飛ばすのか?
米国と対峙する国にとって、一番恐いのは米軍の空母ジョージワシントン。イラク戦争のように空母のジェット機で爆撃される。では、その空母と対決するには? そう、潜水艦だ。
そこで、遠く日本から離れた所で行動する米空母を守るために、対潜水艦ヘリを飛ばすヘリ空母が必要なのだ。
これでは既に「集団的自衛権」を先取りしているような気がする。
なお、絵の右端の浮きドックにあるのは潜水艦だ。
- かながわ点描「震生湖」(秦野市今泉・足柄上郡中井町境別所)
(HP掲載日:2022.6.10) - かながわ50景を巡る「さまざまな緑が山全体に」▼城山(相模原市)
(HP掲載日:2022.6.10) - かながわ点描「新小倉橋・小倉橋」(相模原市緑区小倉・川尻)
(HP掲載日:2022.5.6) - かながわ50景を巡る「都市公園でサクラの名所」▼塚山公園(横須賀市)
(HP掲載日:2022.5.6) - photo「県立四季の森公園」
(HP掲載日:2022.4.22)